さて、読者の方から○という添加剤を購入した事があり
確かに効果は有りましたが非常に高価でした。
石原さんはこの添加剤についてどう思われていますか?
と言うメールを頂きました。

同じ様な内容のメールを頂く事があり、
『効くから高価』と言う物は
確かに効果の程は認めるけど安くて効くのが有れば
当然そっちの方が良い訳で・・。
と言う心底の程がビリビリと伝わってきます。

皆さんは添加剤を買う時にどのような思考を持って
選ばれるでしょうか?
確かな効果が有るという大前提は有りますが

更なる出力向上の為(内部抵抗の低減)
管理・設備の手間・費用削減の為(寿命延長・内部摩耗の抑制)
損傷部分の修正 (肩すかしを喰わせる製品が多い)

と、パッと大きく考えて3つ有りますが
それによって選ぶ添加剤という物は当然異なってくる訳です。

ある人は絶賛するけど他の人の評判はサッパリで
あんな物を絶賛している奴は只のアホだ。とか
これの良さを解らん奴は所詮何を入れても一緒だ。とか
罵り合いになってしまう訳ですが人によって
添加剤に対する要求が違うのは当然で、
不評を書いている方は製品の選別を誤ったのか
本当にその製品がクズ以下の製品で高評価をしている
人がプラシーボに陥っているだけなのか分析してみないと
どちらが正しいかは解りません。

しかし、ユーザーが自分が使用している添加剤について
他人の意見を参照する事は大変良い事ですが
科学的根拠の乏しい批判的意見(直感的な感想・吹聴等)
を見聞きして心が揺らぐようで有ればその添加剤は
そのユーザーに相応しくない品だと私は思います。

良い製品か否かは別問題として知名度の高い製品には
それだけ多くの賛否両論が集まります。

効果の是非は勿論、値段が高い・一部でしか取り扱っていない
効果が出るのが遅い・短期間で効果が無くなる等、
批評という物はどんな物にも発生します。

今まで継続使用していても、他人の批判的意見で
簡単に心が揺らぐような製品はユーザー自身の
プラシーボの可能性が否定出来ません。

確かな効き目を実感出来ていれば他人が批評しようと
『自分は確かに実感出来た。』と言う根拠がある為、気になりません。
ただし、これは確かな物であるという前提が必要です。

根拠の無い物を盲信するのは極めて危険ですが
ユーザーがこの気持ちを持っている限り他人の物言い等
全く受け付けないので第三者は為す術がありません。

何となく効いた気がしてたけど他人の批評を観るとやっぱり
アレは気のせいだったのか?と解れば
今後、無駄な金を使う事が避けられるので結構な事です。

オイル添加剤自体が既に飽和状態で巷に溢れかえっている状況で
どれが自分の要求を満たせる物なのか?と言う判断を
パッケージの説明等から判断する事は、ほぼ無理と言えるでしょう。

どの製品もマルチ的な効能を謳っており、大体の効能には対応
出来るような事が書いてありますが、そんな都合の良い物は
極めて少数です。だからこそ、買う前の周到な下調べが
必要であり、どの市場にも居られるのですが
新しい物好きで、批評好きな方々が彼方此方のサイトで
アレは駄目・これは駄目と自分の貴重な体験を暴露して居られるので
それを参考にするのも一つの方法かと思います。

ただ、この手の批評は悪評は高らかに謳われるのに
良い品をPRすると途端に、コイツ宣伝が目当てか?
と勘ぐりされる悪しき慣習があり
本当に良い品という物が殆ど表に現れません。

極希に、埋もれている逸品を取り上げて評価を下す
サイトもありますが数も少なく認知度は低いです。

雑誌等のレポートは提供元がスポンサーの場合が多く
なかなか真実のリポートと言う観点からはほど遠いのは御承知の通りです。
雑誌に書いてあったのに・・。と言う体験は皆さんも少なからず
経験した事があるかと思います。

その点、利害関係の無い個人サイトでは雑誌では到底書けない
怨み辛みをブチ撒けたようなサイトも有り、読み物としては惹き付ける物が
有りますが怨みが強すぎて最後まで読むと科学的な考察が少なく
只の悪口に成り下がっている物もありますので
意見を参考にする場合その点は注意して参考にされると
眉唾物を掴む可能性を減らす事が出来ると思います。